生活習慣の変化に伴い糖尿病、高血圧症、高脂血症などのいわゆる生活習慣病の増加が注目されています。これらは生活習慣病の根底をなす病態であり、臨床的にも社会的にはインパクトの大きな問題です。睡眠時無呼吸症候群の患者さんの約半数がメタボだといわれています。当院では、管理栄養士が患者さんの普段の食生活、栄養状態をうかがい、病状にそった食生活、調理方法についてアドバイスを行い支援しております。 |
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●ダイエットサポート(栄養指導)の実施日・・・ |
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●指導ではどんなことをするの?・・・ |
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●睡眠時無呼吸患者はメタボ?・・・ |
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●ダイエットのポイント・・・ |
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●ダイエットに挑戦中のKさんの場合・・・ |
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●ダイエットサポート(栄養指導)の実施日 |
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金 |
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午前9時〜午後12時
(受付時間11:30まで) |
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午後2時〜午後17時
(受付時間16:30まで) |
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午後17:30〜午後20時
(受付時間19:30まで) |
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予約制ですので、ご希望の方はお気軽に医師・検査スタッフ・栄養士にご相談ください。
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●指導ではどんなことをするの? |
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・食事調査表に一週間の食事内容を記入して持ってきてもらう。
(食事日記)
・生活(食事)習慣の聞き取り調査
・食事調査表よりカロリー計算し、生活習慣病を考慮した食事指導。
(食事日記、グラフ化体重日記)
・家族の協力を得るために、一緒に指導を受けてもらう。
・運動療法
・マイクロダイエット(カロリーコントロール栄養食品で安全に減量) |
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●睡眠時無呼吸患者はメタボ? |
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SAS患者の多くは肥満を伴っているため、SAS患者の約半数はメタボを合併しています。
■内臓脂肪がたまりやすい習慣は?
@満足するまで食べる
A残り物をつい食べてしまう
B野菜が不足している
C甘い飲み物をよく飲む
D炭水化物の重ね食いをよくする
E間食をよくする
F夜の食事が遅い、量が多い
Gアルコールをよく飲む
H運動不足である
Iタバコを吸っている
J食べてすぐ寝る |
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●ダイエットのポイント |
「特定の食品の食べすぎ」に注意
多種類の食品をとると、自然に栄養のバランスがとれます。」
「野菜不足」はやせにくい
野菜は生でも煮物でも毎食しっかり食べたいもの。カロリーが低く、満腹感も得られます。
「おかず食い」はやせにくい
魚・肉・卵・豆腐はタンパク質と脂肪の混合物で高エネルギー。
ご飯を適量とると満足感があり、かえって食べすぎを防ぎます。
「濃い味付け」は肥満のもと
濃い味付けは食欲が増し、食べすぎのもとになるのでご注意を!
「牛乳と果物」を一日一回
牛乳や果物を間食にすると、不足がちなカルシウムやビタミンをとることができます。
「マイクロダイエット 240Kcal」
1日の食事1食分をマイクロダイエットにおきかえて、摂取カロリー減らします。 |
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マイクロダイエット |
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●ダイエットに挑戦中のKさんの場合 |
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食事療法をかんばっているKさん、
これまでのプロフィール
趣味 :食べ歩き。仕事中もよく間食。
好物 :スィーツ、ラーメン
ニックネーム:白豚
きっかけ:職場でハクトン!と呼ばれ、
ダイエットと禁煙を決意
身長 :167cm
体重 :79kg
BMI :28.3 |
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※BMIの求め方
BMIは体重と身長の関係から算出する肥満度を表す数字です。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
Kさんの例:BMI=79÷1.67÷1.67=28.3 |
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Kさんのコメント
「最初の2週間はお腹も減って我慢の日々でしたが、3週間目から体重も減り、毎日体重計に乗ることが楽しみになりました。また、苦しいときに宗さんや病院スタッフの皆さんに励ましてもらい、禁煙と減量をすることができたと思っています。」 |
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宗まりこ管理栄養士
「Kさんは禁煙と減量、よくがんばれたと思います。大好きな菓子パンも、カロリーの高さに驚き、買わなくなったそうです。Kさんは運動も継続されていますし、食品のカロリーも分かるようになりました。このままがんばっていきましょう。」 |
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